2008年 11月 30日
さよなら、0系新幹線
今日で、0系新幹線が引退。
あの、丸い鼻が特徴の、初代の新幹線です。
子供のころ、大阪や名古屋に住んでいて、
年に1,2回、両親とともに東京に帰省するときに乗っていた、
0系新幹線。
新幹線に乗って東京に行く、というのは、それこそ大旅行でした。
東京に向かうときには、大好きな祖父母に会えるのがうれしくて、
とにかくわくわくして、はしゃいでいたのを思い出します。
反対に、東京から帰る時には、祖父母(特に祖母)と離れるのが悲しくて、
新幹線のホームまで必ず見送りに来てくれた祖母と、
窓ガラスをはさんでいつまでも手を振りあっていたり。
祖母が口紅で、ティッシュペーパーに「サヨナラ」と書いて
窓越しに見せてくれたこともありました。
だから、私にとって、「新幹線」といえば、今でも0系。
15歳のときに東京に再び住むようになって以来、
新幹線に乗ることはあまりなくなりました。
会社員生活の最後の2年ほど、神戸に仕事で行くようになり、
まったく外見の変わってしまった新しいタイプの新幹線に
頻繁に乗るようになってからも、
私の中の新幹線のイメージは、0系のまま・・・。
今朝、たまたまニュースで、
最後の0系新幹線が博多駅を出発する姿をライブで見ながら、
子供のころの、東京駅の新幹線ホームでの情景を
ひさしぶりに思い出しました。
さよなら、0系新幹線。
長い間、お疲れ様でした・・・・!
by mitlan
| 2008-11-30 08:44