2005年 04月 26日
Never say "NEGI AGAIN.....!"
無農薬野菜宅配の会社 「ミレー」の会社&農場見学に行きました。
総勢22人!
最初に宗吾参道駅近くにある、ミレーの野菜を使ったオーガニックレストラン
「風楽」でランチ。 前の日の夕方に摘んでくださったという菜の花や、
ふんわりしたおからのがんもどきのあんかけなど、心づくしの玄米菜食定食を
いただいてから、いざミレーへ。
まず、野菜たちの出荷風景を見学。
完全手作業で、ていねいに、野菜たちがダンボールに詰められていく。
なんと、翌日私の家に届くダンボールを発見♪
それから農場へ。 そこでは、実に色々有意義なお話を
きくことができた。
燕麦を自然に枯らして肥料にしたふかふかの土と、
燕麦をいれていない土を踏み比べたり、
堆肥の発酵の方法を教わって、乾燥させた堆肥を見せていただいたり、
(香ばしい香り!)、
ちょっと栽培時期をずらすと、育ち方が全然違うという実例を
見せていただいたり、
有機JAS規格 の矛盾点をお話しいただいたり。。。。
「化学肥料は、植物が必要としている栄養分だけが効率よく入っている、
いわばサプリメントみたいなものなんです。 それに対して、
有機肥料は、ちゃんとしたごはん、玄米定食みたいなものですね。
バランスが全然違うんですよ。」
「有機肥料の中の微生物と、野菜の根っこは、必要なものをお互い
物々交換しているんです。 お互い活かしあってるんですね。」
「土の中と、腸内環境は、すごくよく似ています」
驚いたのは、作物が育つのに非常に長い時間がかかるということ!
まだ数センチしか伸びていないネギの芽を見せていただいたのだが、
それでも数ヶ月前に種まきをしたのだという。
「ネギは本当に時間がかかるんですよ」 とのこと。
皆さんが口々に言っていたのは(私も非常に同感)、
「ネギって、(宅配の)野菜セットに続けて入ってくると、
『またネギ~!』って感じで冷たくあしらってたけど、
これからはそんなこと絶対できないー」
短い時間だったし、有機農業のほんのほんの
一面を垣間見させていただいただけだったけれども、
とてもに勉強になった1日だった。
「作った方に感謝して野菜をいただく」という聞きなれた言葉が、
改めて、ずっしりと重量感のある響きをもって迫ってきた。
お天気も良くて、楽しかったですね。
ミレーさん、「風楽」さん、遠くまでお付き合いくださった皆さん、
そして、車を運転してくださったOさんとYさん、
どうもありがとうございました。
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