2007年 01月 04日
黒豆
いつも豆はたいてい圧力鍋で煮るんだけど、
2週間くらい前に黒豆を煮た時に、
なぜか皮が半分くらいはじけてしまったのだ。
そんなことは初めてで、びっくり。
いつものように煮たのに、原因はよくわからない。
でもそのとき、ふと、
「たまには、豆を『ことこと、じっくり』煮るのもいいなあ」と
思ったのだった。
時間の無い時に圧力鍋で煮るのは本当に便利。
でも、ときには土鍋を火に掛けて、
豆が煮えるのを楽しみにしながら
ゆったりした時間をすごすのもいいものだ。
なんだか,いかにもスローライフっていう感じだしね。
ときどき差し水をしながらゆっくり煮た黒豆は、
しわが寄ることも無く、ふっくらと柔らかく煮えあがって、
ちょっと嬉しかった。
圧力鍋のほうがいいとか、土鍋で煮るほうがいいとか
そういうハナシではないんだよね、と思う。
もちろん出来あがりのエネルギーの違いとか、
かかる時間とか柔らかさの違いとかいろいろあるけど、
作る時の気持、というのも大切にしたい。
手早く出来あがることによってほっとしたり、効率のよさに満足したり、
ことことゆっくり煮ることによってpeacefulな気分を味わえたり。
どっちも、それなりにとてもいいものだと思う。
さて、黒豆も残りあとわずか。
なくなったら次は、白花豆を煮よう!
(小淵沢豆の在庫はまだまだたっぷり・・・・・♪)
by mitlan
| 2007-01-04 19:02