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先日読んだ、国立科学博物館の海部先生の書かれた「日本人はどこから来たのか?」は、本当にワクワクするような面白さだった。約3万8000年前に、最初に日本列島にやってきた人々は、対馬海峡を渡って航海してきたという説。

それにしても、なぜ、私たちの祖先は、海を渡ろうとしたんだろう?
3万8000年前の、後期旧石器時代。縄文時代よりも、はるか昔。
文字通り、行く先の「見えない」航海に乗り出す決断と勇気は、現代の比ではなかったでしょう!

そんなことを考えながら、改めて開いたのが、ハワイの伝統航法を再現したカヌー「ホクレア」の元クルー、内野加奈子さんの絵本「星と海と旅するカヌー」

それは、こんな文章で始まっている。

  島のまわりに広がる大きな海。
  水平線のずっとずっと先まで、なんにもない。
  なのにときどき、なんにもないはずの海の向こうから、
  見たこともない木が流れてくる。
  はじめて見る鳥が飛んでくることだってある。
  もしかしたら、あの海の向こうにも、島があるのかな。
  そこに行くには、いったいどうしたらいいんだろう?

物語はそこから、森の木でカヌーをつくり、
大海原へ冒険の航海に出るストーリーへと展開してゆく。


きっと、古代人〜私たちの祖先たちも、こうした居ても立ってもいられないような好奇心と冒険心に突き動かされて、大いなる航海に旅立ったのだろう。もちろん、失われた命もたくさんたくさんあったに違いないけれども、運良く陸地にたどり着き、そこに定住した人々、そして、そこからまた次の旅に出た人たちの中で、運良く無事に安全な場所にたどり着いた人々の末裔が、いま、ここにいる私たち。

内野加奈子さんとは、鎌倉で、今年の3月まで同じ家に暮らした。いまは高知にいる彼女に、「日本人はどこから来たのか?」の本を読んだことを話したら、予想通り著者の海部先生と加奈子さんはつながっていて、海部先生によばれて国立科学博物館で一緒にイベントをしたこともある、そうだ。

「私たちの毎日も、そんな壮大な旅があってこそと思うと、なんとも不思議な感じ・・・・!」と加奈子さん。

ほんとうに、そうだよね。

「星と海と旅するカヌー」。(文・内野加奈子/絵・山崎由起子)
とてもとてもすてきな絵本です。

こちらのサイトから購入できます。
https://hoshiumi.official.ec/
(鎌倉近辺にお住まいの方は、長谷のカフェ ルォントさんでも購入できます)



by mitlan | 2017-11-03 00:17 | books

読書について

仕事に必要な本以外は、ほぼ、小説・物語しか読まない。
というのが、長年の読書傾向だったけれども、最近急に、自然科学系の本や、歴史について書かれた本を読むようになった。

今、面白いなとおもっているジャンルは、脳科学、ローマ帝国、人類の起源、生物学。
もちろん、どれも、難しい専門書ではなくて、一般向けに書かれた読みやすいもの。

私にとって、こういう自然科学・歴史系の本のいいところは、知識が増えるのもさることながら、そこに書かれている壮大な人類の歩みや、奇跡としか思えない脳や身体の仕組みを目の当たりにして、「日々の小さな悩み」がすっ飛んでしまうことにある。 人間ってすごいなあ・・・・とか、生命ってすごいなあ・・・とか、そもそも生きてるってすごいことなんだなあ・・・とか。

宇宙飛行士が、遠くから地球を眺めて、人生観が180度変わってしまう・・・という話をよく聞くけれども、「地球という惑星」レベル、「ホモ・サピエンスの起源とグレート・ジャーニー」レベルでものごとを俯瞰してみると(←ずいぶんと大きく出てしまいましたが)、細かいことがだんだん、どうでもよくなってくる、ような気がする。

でももちろん、小説・物語を読むのも大好きです。

小説・物語を読むなら、私の場合、できるだけ現実離れしたもののほうがいい、と思っている。とにかく、夢中になれればそれでいい。なぜなら、現実から離れて、その世界に完全に浸りたいから。それは私的には現実逃避ではない(時々は逃避するけど)。物語の世界にはまり込み堪能して、そして戻ってきたときに、潜在意識になんらかのいい影響が必ず及ぼされていると思うから、なのです。

札幌の「オーガニックカフェ知恵の木」の宮本直彦さんが、最近のブログに「読書」のことを書かれていて、「身体にいい読書」について言及していらっしゃるけれども、まさに私にとって、読書は「身体にいい」のです。自然科学や歴史の本を読んで知識を増やすと共に、思い煩うことなく楽しく生きる糧にすることができ、物語の世界に遊べば、潜在意識を心地よい状態にしておくことが出来る。

それにしても!

現代の人類(「ホモ・サピエンス」)と共通の先祖を持つ「ネアンデルタール人」は有名であるが、2008年〜2010年にかけて、南シベリアで、ネアンデルタール人と共通の先祖を持つ「謎の古代型人類集団 デニソワ人」の化石が発見され、考古学上の大ニュースとなったというのだから、人類の起源については、学者たちの間で、まだまだ、ホットな議論が現在進行系で続いているということなのです。

本当に、すごいなあ・・・・(詳細は、国立科学博物館人類史研究グループ長 海部陽介氏著 「日本人はどこから来たのか?」をぜひ、お読み下さい!)

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by mitlan | 2017-10-28 01:24 | books

発酵本!

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甘酒、お味噌、塩麹…と、発酵作業が一段落したところで、
なかじさんの酒粕の本と、塩麹のレシピ本を買いました。


作ってみたいお料理が満載!
by mitlan | 2012-02-19 01:28 | books

巡り会い

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昔読んで、大好きだった本に、
思いがけないところで巡り会いました。

倉橋由美子著 アマノン国往還記。

今日からの3日連続クラス、講義が一段落したら、
ゆっくり読む時間が…取れるかな?

あ、日曜夜から小淵沢だった… !
by mitlan | 2012-01-13 11:07 | books

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三崎で器の世界に遊んだあとは、1時間半近く電車に乗って
恵比寿へ。

現在、パトリシオさんが書き下ろし、私が翻訳を進めている本の
打ち合わせを、担当編集者のNさんと3人で!

来年春の出版からは少し遅くなりそうですが、
満を持しての、completeかつcomprehensiveな、
読み物としてもレシピ本としても非常に充実した本になりそうです。

・・・・・翻訳、頑張ります!!
by mitlan | 2011-12-23 23:12 | books

宮澤賢治を読んでいます

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ふとしたことから、生涯何度目かの「宮澤賢治ブーム」が来ています、
自分の中で!

独特の文体、透明で激しい世界観、
かぎりなく優しい表現、心を抉るようなストーリー。

幼いころ読んだ時、青春時代に読んだ時、
そして、いろいろなことを経験し、ものごとをやっと
すこし深く考えることが出来るようになった今。

そのときどきで、感じ方や、受け取るものが違います。

夢に向かって歩きながら、
傍らにいつも置きたい1冊。

寝る前にまた、読もうと思っています。
by mitlan | 2011-11-11 23:32 | books

南米に行きたい

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パラグアイで出版されている
栄養学の本を借りました!

南米、行きたいな!
by mitlan | 2011-10-20 10:57 | books

白い犬とワルツを

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久しぶりに本の話。

テリー・ケイ著 「白い犬とワルツを」を
読みました。

お天気が良かったので、
海の見える公園のベンチで一挙に読了。

妻に先立たれた80歳の老人をとりまく
家族模様や、年老いた友人たちとの交流、
そして謎の「白い犬」との出会いを描いたお話です。

と書くと、「よくある話」のように聞こえますが、
不思議な、かつなんとも魅力的な構成、
淡々としたユーモアとペーソス、
実に味わい深い登場人物の描写、
そして作者の温かい眼差しが溢れるストーリーに、
ページをめくる手が止まらず、
そして読み終えた後は静かな感動が残りました。

この本は確か、村上春樹氏のエッセイで
紹介されていたと思います。
鎌倉のカフェ トムネコゴ の2階のショップの
used books コーナーで買いました。

良い本に出会うと、心の奥の方に
またひとつ、温かい小さな灯りがともるような
そんな気持ちになります。

そんなことを再認識させてくれた一冊でした。
by mitlan | 2011-06-05 07:20 | books

勉強中

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ボディワークの講師、K先生に教えて頂いた本。

東洋医学入門の本は何冊か持っているけど、
これが一番、わかりやすい!

とりあえず図書館で借りたのですが、
購入して手許に置こうと思います。

電車の中で、読んでいるところです。

K先生、いい本を教えて下さって、
ありがとうございました♪
by mitlan | 2011-05-04 19:11 | books

新しい本

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2週間くらい前に注文したペーパーバックが、
やっと届いた!

Stepen King の "Four Past Midnight" と、
Ruth Rendell の "A Judgement in Stone” の2冊♪

早く読みたいな~と思うんだけど、実は、
(遅まきながら)天童荒太の「永遠の仔」を図書館で借りてしまい
しかも文庫本で5巻・・・・

読み始めてしまったのよね~・・・

まあ、時々やるのですが、
並行して読むというのも、いいかもしれない。

天童荒太の「悼む人」を数日前に読了したのですが、
これは、すごかった・・・・

一行一行にものすごいエネルギーが凝縮されている感じ。

「気軽に読める」内容の本ではありませんが、
読んでよかった、と思いました。


読みたい本が目の前にたくさんある って、
この上ない幸せ。
by mitlan | 2010-01-29 15:03 | books

あちこち旅をしながら、働き、考え、遊ぶ日々を綴ります。料理教室(鎌倉 Whole Foods Studio、熊本 Native Foods)、講演のお知らせもこちらに載せています。